フレイル・サルコペニアを合併する慢性呼吸不全に対する新たな介入戦略の構築(No.21-6)
当院では下記の臨床研究を実施しております。
本研究の対象者に該当する可能性のある方で、診療情報などを研究目的に利用または提供されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
研究課題名(研究番号) | フレイル・サルコペニアを合併する慢性呼吸不全に対する新たな介入戦略の構築(No.21-6) |
当院の研究責任者(所属) | 川越厚良(リハビリテーション科) |
他の研究機関および各施設の研究責任者 | 玉木彰(兵庫医療大学リハビリテーション学部教授) 共同研究機関:別紙 |
本研究の目的 | 慢性閉塞性肺疾患( COPD )にて呼吸理学療法(呼吸リハビリテーション)を実施されている方のフレイルやサルコペニアの合併、特徴を調査し、理学療法の実態を把握します。この研究は、日本呼吸理学療法学会「フレイル・サルコペニアを合併するCOPD患者の理学療法レジストリプロジェクト」の一環として計画されております。 |
研究の方法(使用する試料など) | ・対象となる患者さん COPDにて「呼吸理学療法/呼吸リハビリテーション」を実施する入院および外来の患者さん ・利用する情報の項目 1.入院患者さんの場合 ①診療記録より以下の情報を使用します。 被験者背景・入院日・退院日・COPDの診断日・病期・併存疾患・呼吸補助治療の状況・吸入薬の使用・血液検査・肺機能検査・リハビリテーション診療報酬算定 ②理学療法(リハビリテーション)記録より 理学療法士が、リハビリテーション開始時と終了時に実施する以下の情報項目を使用します。 入院前身体機能・理学療法基本情報・呼吸困難・ADL ( FIM )・QOL (CAT)・身体的フレイルスコア・サルコペニアスコア・身体組成(身長・体重・下腿周径)・運動機能(SPPB・握カ・6分間歩行距離)・活動能力 2.外来患者さんの場合 1.診療記録より以下の情報を使用します。 被験者背景・診断名・COPDの診断日・病期・併存疾患・酸素療法の状況・吸入薬の使用・血液検査・肺機能検査 ②理学療法(リハビリテーション)記録より 理学療法士が、リハビリテーション時に実施する以下の情報項目を使用します。理学療法基本情報・呼吸困難・ADL (FIM)・QOL(CAT)・身体的フレイルスコア・サルコペニアスコア・身体組成(身長・体重・下腿周径)・運動機能 ( SPPB・握カ・6分間歩行距離・通常歩行速度)・身体活動量 |
試料/情報の 他の研究機関への提供 および提供方法 | 当院にて診療の過程で得られた診療情報を研究事務局に提出いたします。提出は症例登録システムもしくは、電磁媒体となります。また、紙面による症例登録書を提出し、研究事務局にてデータの集計の確認作業に使用されます。 |
個人情報の取り扱い | 利用する情報から氏名や住所等の患者さまを直接特定できる個人情報は削除され、研究事務局には一切提出いたしません。また、研究成果は学会等で公表予定していますが、その際も患者さまを特定できる個人情報は利用しません。 |
本研究の資金源(利用相反) | 症例登録システムの管理・運用は日本呼吸理学療法学会の事業経費を資金源として実施されます。また、成果報告は、科学研究費情助成事業基盤研究(C)が資金源となります。研究者は、本研究の実施や報告の際に、金銭的な利益やそれ以外の個人的な利益のためにその専門的な判断を曲げるようなことは一切ありません。 |
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 | 当院管理者 リハビリテーション科 川越厚良 研究事務局 広島大学大学院医系科学研究科 関川清一 |
お問合せ先 | 電話番号:0570-01-4171(代表) リハビリテーション科 川越厚良 |
他施設の研究分担者 | 公立陶生病院 小川智也 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 神津玲 広島大学大学院医系科学研究科 関川清一 畿央大学・健康科学部 田平一行 京都橘大学・健康科学部 堀江淳 杏林大学・保健学部 木村雅彦 広島都市学園大学健康科学部 馬屋原康高 帝京平成大学・健康医療スポーツ学部 守屋正道 神戸大学大学院保健学研究科 沖侑太郎 新潟県立がんセンター新潟病院 瀬崎学 岩手県立磐井病院 田中結貴 KKR高松病院 宮崎慎二郎 市立秋田総合病院 川越厚良 |
- 関節リウマチを対象とした日常診療下におけるサリルマブの前向き観察研究(No.161)
- 秋田県の膝・肩関節疾患の手術に関する大規模データベースの構築(No.24-16)
- 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究(多施設共同・後ろ向き観察研究)(No.156)
- 胸腹部の外科的切除術を受けたがん患者における術前のサルコベニア・呼吸機能・心機能と予後に関する研究:後方視的観察研究による検討(No.135)
- 腹部外科的切除術を受けるがん患者の健康リテラシー・身体活動と術後の予後の関連(No.145)
- 慢性呼吸器疾患患者における呼吸筋力と横隔膜筋厚が長期予後に与える影響(No.23-1)
- 当院(急性期病院)における経口摂取状況の予後予測因子の検討(No.23-2)
- フレイル・サルコペニアを合併する慢性呼吸不全に対する新たな介入戦略の構築(No.21-6)
- 腹部臓器のがん患者における身体機能検査の有用性に関する研究(No.22-12)
- 日本産科婦人科学会周産期委員会周産期登録事業及び登録情報に基づく研究(No.162)
- JED(Japan Endoscopy Database)Projectの当院でのデータ抽出の提出について(No.99)
- 炎症性腸疾患の発症および分子標的治療薬の有効性に関わる因子の検討(No.173)
- 免疫抑制療法下の炎症性腸疾患患者における流行性ウイルス感染症の抗体検査測定(No.181)
- 85歳以上の超高齢者における早期胃癌内視鏡的粘膜下層剥離術の予後予測因子に関する多施設共同研究(No.186)
- 当院で総胆管結石症・胆のう結石症と診断された患者さんの検査・治療情報の臨床研究および病院が公表する情報への利用について
- 当院で施行した消化管内視鏡検査・治療情報の臨床研究や病院が公表する情報への利用について
- 腹腔鏡下大腸切除術におけるICG蛍光観察による血流評価(22-20)
- 嚥下障害に対してCVポート造設を行った症例の検討(No.22-7)
- 経尿道的結石破砕術における、SYNAPSE VINCENTによる結石評価の有効性の検討(No.21-13)
- 医療被ばくの実態および被ばく線量に関するデータベース作成(23T-7)
- 腸管スピロヘータ症と腸管粘膜組織および臨床所見との関連についての検討(No.24-15)
- 抗てんかん薬が投与された譫妄における通常短時間脳波所見と治療転帰の検討(No.23-41)
- 高齢者の進行再発膵がん患者におけるゲムシタビン・nabパクリタキセル療法の至適投与量と好中球減少症のリスク因子についての多施設共同研究(No.22-5)
- リファンピシンとの相互作用による抗凝固薬の薬効への影響調査(No.24-13)
- 第5回日本褥瘡学会実態調査(No.21-21)