糖尿病教室

当院では、糖尿病患者さんやご家族のかたを対象に「糖尿病教室」を開講しております。

糖尿病では、良好な血糖のコントロールを維持することによって、合併症の発症又は進展を阻止することが重要です。そのためには、食事や運動など日々の生活を自己管理できることが求められます。

本教室では、医師をはじめ当院医療スタッフからのお話のほかに質問コーナーもありますので、日頃疑問や不安に感じていることがありましたら、お気軽にご相談ください。糖尿病と上手につき合っていくためにも、積極的な参加をお待ちしております。

2023年度日程および内容

時間午後1時30分〜午後3時(毎回30分の講座を3講座行います。)
会場市立秋田総合病院5階講堂
申込み事前申込みは不要です。直接会場へお越しください。
参加費無料
その他お車で来院された方は、駐車券を無料にいたします。

お問い合せ先

事務局医事課

電話 018-823-4171(代表) (内線)2122

糖尿病って?

現在、わが国では約600万人の糖尿病患者がいると考えられています。特に40歳以上の国民では、その10人に1人が糖尿病であるといわれています。このように国民病化してしまった糖尿病は、失明や尿毒症の原因となるばかりでなく、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因になります。

糖尿病は、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)の高い状態が持続する病気です。糖尿病でない人は、食物等に含まれるブドウ糖やアミノ酸が体に吸収されると、すい臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。このインスリンの働きによって、血液に入ったブドウ糖が筋肉組織などへ取り込まれ、血糖が一定値以上に上昇しないようになっています。このインスリンによる血糖低下作用が、なんらかの原因でうまく働くことができなくなると糖尿病になります。多くの糖尿病患者さんは、インスリンの分泌量が低下したり、分泌されたインスリンの効きかたも弱くなったりしています。

糖尿病は、インスリン作用の低下のために、摂取したブドウ糖が筋肉などの細胞に入っていきにくくなるため、細胞内でエネルギー不足をきたしますが、ブドウ糖はそのまま血液中にとどまり、血糖が高くなり尿の中に糖があふれ出るようになります。また、ブドウ糖などの糖質だけでなく蛋白質や脂質の利用にまで障害がでます。この結果、高血糖、高脂血症(血液中の脂肪が異常に増加した状態)等となり、血管や神経が障害され、いろいろな合併症が出現します。

糖尿病には2つのタイプがあります。1型糖尿病(インスリン依存型糖尿病(IDDM))は子供や若い人に多く、ウイルスの感染などによりインスリンを作って分泌する「すい臓のランゲルハンス島」が破壊され、インスリンを全く分泌することができなくなります。2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病(NIDDM))は中高年に多く、日本人の糖尿病のほとんど(約95パーセント)をしめています。インスリンの分泌量が低下しやすく、糖尿病になりやすい体質を持っている人は、食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレス、加齢などのインスリンの作用を妨害するようなことが引き金となって発症します。

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