人工関節置換術用支援システム「Mako(メイコー)」
当院では新病院において、全国で50施設目となる人工関節置換術用手術支援システム「Mako(メイコー)」を導入し、2022年11月2日から膝および股関節の手術への利用を開始しました。
Makoは、医師が人工関節を設置するために傷んだ骨を削る際その操作を制御します。治療計画にない部位を削らない仕組みになっており、安全かつ正確な手術が可能となり、人工関節の設置精度が向上します。
さらに人工股関節置換術では術後の脱臼の低減、人工膝関節置換術では術後の痛みなどの低減が得られ、従来の手術方法よりも患者さんの回復が早くなります。
膝の痛みや股関節の痛みで日常生活が大きく損なわれている患者さんが、健康的で自立した生活を再び送ることができるよう、当院ではMakoを用いた手術を積極的に行ってまいります。通常の保険診療ですのでお気軽にご相談下さい。

膝関節用ロボティックアーム(左) カメラスタンド(中央) ガイダンスモジュール(右)
ロボティックアームを使用した人工股関節置換術のご紹介

ロボティックアームを使用した人工膝関節置換術のご紹介

写真提供:日本ストライカー株式会社