初期臨床研修医

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「できない」、「わからない」ままじゃ終わらせない

これが当院の研修病院としての基本的なスタンスです。初期臨床研修終了後、どこの施設や科に進んでも通用する普遍的な知識や技術の習得と、種々の医療従事者による医療チームの核たる存在にふさわしい良識のある医師としての在り方を指導します。熱意と愛情のある指導の提供と研修医にとって不安のない研修環境作りへ、病院として一丸となって取り組んでいます。

当院では何よりも研修機会を優先しています。勉強会、講習会、カンファレンスなど研修医の学習に要する機会は最大限に尊重し、その間はどの科研修中であれ誰が指導医であれ、通常の診療業務は100%免除となります。

研修医にとって多くの症例を経験することが重要な事は言うまでもありません。しかし、ただ単に数多い症例を経験することが望ましい研修でしょうか?当院では「安全で質の高い医療の提供」の大原則の下、研修医個々人の習熟度や適性、負うべき責任に見合った研修を指導します。当院では決して「放任」しませんが、逆に「甘やかし」もしません。

現在の初期臨床研修制度では、とかく研修医の権利が守られ過ぎという非難がされがちですが、反面ささいなことでもトラブルが起きれば研修医はやはり弱者です。研修医だけでは解決できない障害やトラブルには積極的に介入して解消・解決をし、どんな問題も決して研修医の泣き寝入りにはさせません。研修医たちの「用心棒」、それもわたしの大切な仕事の一つです。

本気で「良い医師」を志す熱意のある仲間が、一人でも多く当院で研修されることを期待しています。

卒後臨床研修センター長
脳神経内科長
大川 聡(おおかわ さとし)

募集要項

初期臨床研修医募集要項(令和7年度採用)

職種 研修医
募集人数 10名
研修期間 令和7年4月1日~令和9年3月31日
応募条件 令和7年医師国家試験受験予定者
給料 基本給月額
・1年次 40万円
・2年次 45万円
賞与 年額
・1年次 678,000円
・2年次 1,035,000円
(いずれも6月期と12月期の年2回に分けて支給)
休日 完全週休2日制、祝日
休暇 ・年次有給休暇 1年次 15日、2年次 16日
・夏期休暇(6月から10月までの間に5日)
・年末年始 12月29日~1月3日まで
・当直明けは完全休暇
就業時間 【平日】午前8時30分から午後5時まで(休憩時間45分)
福利厚生 ・白衣支給あり(クリーニング代は病院負担)
・学会、研究会、講習会等への参加費・旅費支給あり
・定期健康診断(年1回)
・職員専用宿舎はないが、住居手当支給あり
※医師法第16条の5に規定する臨床研修への専念義務に基づき、研修期間中のアルバイトは禁止
各種手当 【住居手当】
月額5万円を上限として支給

【副直手当】
17:00~22:00、1回2万円
1年目:月3~4回程度
※休日8:30~17:00の副日直(1回2万円)を行う場合あり

【当直手当】
17:00~8:30、1回4万円
2年目:月3~4回程度
※休日8:30~17:00の日直(1回4万円)又は副日直を行う場合あり
社会保険 秋田県市町村職員共済組合短期保険、厚生年金保険、公務災害補償保険、雇用保険
医師賠償責任保険は病院として加入。個人の加入は任意
申込み提出期限 令和6年7月31日(水曜日)※必着
試験日時 令和6年8月20日(火曜日) 午後1時~(予定)
試験会場 市立秋田総合病院 2階会議室、3階会議室1
試験内容・選考方法 小論文および個人面接を実施
提出書類
  1. 履歴書(ダウンロードしA4横1ページに印刷。記載欄不足の場合は適宜追加ください)
  2. 大学卒業(見込み)証明書
  3. 成績証明書
  4. 健康診断書(大学発行のもので可)
書類提出先・問い合わせ先 〒010-0933 秋田市川元松丘町4番30号
市立秋田総合病院 事務局総務課庶務係
備考

当院の施設認定、施設基準等一覧