細胞検査士

細胞診業務のみではなく、病理組織検査全般に携わっています

細胞検査士について

細胞検査士資格は臨床検査技師資格(国家試験)を有する者が日本臨床細胞学会の認定試験に合格することで取得でき、5年ごとに更新が求められる資格です。

細胞検査士としての主な業務は、スライドガラス標本を顕微鏡で観察し、がん細胞や疑わしい細胞、病変を推定できる細胞などにスライドガラス上からマーキングして、細胞所見とともに細胞診専門医に提出します。専門医の確認後、最終的に依頼医に対して診断報告されます。

検体となるものは、尿や喀痰など患者自身が採取できるもの、気管支鏡や内視鏡などで粘膜面をブラシで擦ったもの、乳腺や甲状腺など体表から針を刺して採取したもの、体腔内に貯留した腹水や胸水など様々です。これらを、検体処理して染色したものがスライドガラス標本となります。当院では気管支鏡検査や超音波内視鏡下の穿刺、乳腺や甲状腺の穿刺など様々な検体採取現場に立ち会い、検体処理を行っています。

また、細胞診業務のみではなく、病理組織検査全般に携わっています。

募集要項

現在、細胞検査士の募集はありません。