公認心理師について

公認心理師の業務は、入院・外来患者様を対象に主に心理検査や心理療法を行っています。

精神科診療のなかで、鑑別診断の検討や今後の治療に役立てるために知能検査や性格検査を行い、心理療法で継続的に支援していくケースもあります。

近年は未成年に限らず成人の方でも発達障害かどうかを知りたいと希望される方も多く、そうした方への心理検査や発達についての聞き取りも行っています。また、当院は基幹型の認知症疾患医療センターに指定されており、もの忘れ外来で認知機能検査も行っています。

また、緩和ケア等でチームの一員として動くこともあり、心理職としての視点や考えをチーム医療に還元できるよう、日々努めております。

※公認心理師とは、
（１）心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
（２）心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
（３）心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
（４）心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供
を行う、公認心理師法を根拠とする日本の心理職国家資格です。

厚生労働省ホームページより抜粋