診療看護師  

阿部 総一郎(あべ そういちろう)

目標

看護の視点を活かした診療行為を実践し、必要なときに必要な処置ができる存在を目指します。

自分ができることを増やして、欲しいタイミングでケアを施したかったというのが、資格取得の原動力となりました。

2025年4月から消化器外科で診療看護師として勤務しています。診療看護師(Nurse Practitioner:NP)は専門的な研修を受け、医師と協働して一部の診療行為を行う、当院では新しい働き方をしています。現在は、毎日の回診やドレーン抜去と言った処置の他、末梢留置型中心静脈注射用カテーテル(PICC)の挿入、腹水穿刺などの処置を行っています。医師のタスクシフト、タスクシェアとして処置、診療の補助を行い、必要な処置を必要なときに行えるような医療環境づくりに取り組んでいます。最近では、医師の指示を代行、代弁することで医療者間の橋渡し的な役割もできているのではないかと感じています。これからも日々研鑽を重ね、効率的で安全な医療が提供できるよう努めて参ります。

診療看護師

名前 植村 駿(うえむら しゅん)

目標

クリティカルケア領域におけるチーム医療の潤滑剤となる

医療・看護の質向上に貢献する

診療看護師(Nurse Practitioner:NP)は、医師の包括的指示のもと、一定の医療行為を行う、医療・看護を統合した高度な実践力を備える看護師と定義されています。クリティカルケア領域では、短時間で全身状態は変化し、対応の遅れが重症化の進展、回復期への移行遅延のリスクとなります。その際、多職種と連携してタイムリーかつ安全な医療提供体制の構築に貢献できる能力が必要と考え、2025年にNP資格を取得しました。現在は集中治療室に所属し、重症化予防、早期回復、社会復帰への支援を目指し、日々実践を重ねています。主な活動内容は、人工呼吸、鎮静、循環管理、動脈ライン留置、血液ガス採血等の特定行為を中心に、医師と連携して院内の重症急性期における診療の補助を行っています。また、術後疼痛管理チームの一員として、鎮痛薬の調整や副作用に対応し、術後の苦痛緩和に努めています。活動に際し、患者さんと御家族のQOL向上のために医療・看護を含めた多角的な視点から支援して参ります。

お問い合わせ