心電図・血圧脈波検査

心電図検査

心電図検査は、心臓の電気的活動が正常に行われているか調べる検査です。
非侵襲的に行うことができ、不整脈や虚血性心疾患などの診断に用いられています。

検査の流れ

  1. 両手首、両足首と胸が広く見えるように、服を脱ぐもしくは、まくります。
  2. 四肢と胸部の決められた箇所に、電極をつけます。
  3. 正しい位置に電極が付いていることを確認し、検査を開始します。

所要時間

10分程度

注意事項

検査中、動いたりお話したり、体に力が入ってしまうとうまく記録が出来ません。
痛い検査ではないので、肩の力を抜いて楽にしていて下さい。

 

運動負荷心電図

運動負荷心電図では、患者さんに一定の負荷をかけ、その後の変化を経時的に記録していく検査です。
当院では、【マスター2階段負荷試験】という方法で行っています。

検査の流れ

  1. 安静時の心電図を記録します。
  2. 負荷をかけても大丈夫かを医師に確認した上で、負荷にうつります。
  3. マスター法では、写真のような階段を用います。
  4. 年齢、性別、体重から算出された回数の階段昇降を、シングル負荷試験なら1分半、ダブル負荷試験ならば2倍量を3分間行います。
  5. 運動終了後、またすぐに心電図を記録するので、すみやかにベッドへ移動します。
  6. そのまま10~15分心電図変化を経時的に記録していきます。

所要時間

30分程度

注意事項

  1. 運動の途中で、胸が苦しい感じがあったらすぐに技師へ伝えてください。
  2. 決められた音の速さでの運動になるので、足腰の調子が悪く運動に支障のある方は、事前に申し出てください。(負荷方法を変えるか、もしくは負荷試験中止となります。)
  3. 途中でトイレ等に抜けることは基本的にできないので、検査前にお願いします。

 

呼吸負荷心電図

呼吸負荷心電図では、患者さんに深呼吸してもらいながら心電図を記録します。心拍数は、吸気時に増加、呼気時に減少します。この変動を変動が見られます。 この変動を解析することによって、自律神経障害を伴う糖尿病や中枢神経疾患の診断に有用されています。

検査の流れ

  1. 安静時の心電図を記録します。
  2. 呼吸負荷に移ります。5秒間かけゆっくり息を吸い、また5秒間かけて息を吐きます。この深呼吸を2分間続けます。

所要時間

10分程度

注意事項

  1. 深呼吸をしっかりと行うことで、しっかりとした記録になります。患者さんに頑張っていただく検査になるので、技師の掛け声に合わせて呼吸していきましょう。
  2. 深呼吸しながらも心電図を記録していくので、力まず楽にしていて下さい。

 

LP心電図(Late-Potential,遅延電位)

LP心電図は、?V単位のレベルでの非常に微小な電位を調べる検査です。通常の心電図検査ではノイズレベルが大きく計測できません。従って、ノイズを除去するために数100拍単位で心電図を加算・平均し、検出します。重症心室不整脈(心室細動、心室粗動など)や、心臓突然死発症の予知、リスク評価として用いられます。

検査の流れ

  1. この検査では胸に加え、背中にも電極を貼るので、上半身の服を脱いでもらいます。
  2. 写真のように電極を8ヶ所につけていきます。

 

所要時間

20分程度

注意事項

  1. 抵抗をおとすために皮膚を、強くこすります。ご了承ください。
  2. 検査中体に力が入ってしまうと、小さな電位がひろえずうまく記録できません。安静時の心電図同様に、肩の力を抜いて楽にしていて下さい。

 

血圧脈波検査

血圧脈波検査では、動脈の硬さを示すCAVI値と、血管のつまり具合を示すABI値を測定していきます。CAVI値は動脈硬化の進行に従い、高値となります。また、ABI値は血管に強い閉塞部分があると低い値となります。末梢動脈疾患などの診断に有用されています。

検査の流れ

  1. この検査では、両腕両足首に血圧測定のためにカフを巻いていきます。
  2. さらに、写真のように両手首に電極と、胸の上にマイクをおきます。
  3. 検査が始まると、左右の血圧を交互に測定していきます。

所要時間

20分程度

注意事項

  1. 手足が洋服で圧迫されていると、正確な血圧測定になりません。靴下や重ね着している服は脱いでください。
  2. 胸においたマイクで心音をひろいます。検査中はお話しできません。
  3. 波形をきれいに記録するために、心電図検査と同様に体を動かさず、楽にしていて下さい。

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