保険薬局の皆様へ

がん化学療法の情報提供シールについて

 抗がん剤は重篤な副作用が出現する場合もあり、外来がん化学療法においては在宅でのセルフケアが非常に大切です。そこで当院では、初めてがん化学療法を実施する患者さんやレジメンを変更した時に情報提供シールをお薬手帳に貼付し、保険薬局の先生方へ情報提供する取り組みを行っております。このシールにより、抗がん剤の薬品名やスケジュール、支持療法、主な副作用及び好発時期、告知の有無に関して把握することが出来ます。なお、病名は記載していませんが薬剤の適応から判断できると考えております。
 がん化学療法の有効性と安全性の確保のためには保険薬局での継続した患者指導や副作用モニタリングが重要となってきます。処方鑑査や服薬指導に際して情報提供シールをお役立てください。
 また、情報を共有するため、外来で発生した副作用や服薬状況に関する情報がありましたら、お薬手帳を介して当院に伝達していただけますようお願いいたします。

吸入指導依頼書について

New 当院ではH28年11月より吸入指導依頼書を使用した保険薬局との連携をモデルケースとして呼吸リハビリ外来で開始しておりました。H29年6月よりこの取り組みを当院呼吸器内科全体に拡大して行っていきますので引き続きよろしくお願いいたします。
なお、吸入指導依頼書を若干変更いたしました。

吸入指導依頼書の導入目的と概要

吸入療法は正しい手技により確実に吸入できないと十分な効果が期待できません。説明書だけでは理解が難しく、処方された吸入薬を正しく使えていなかったケースもありました。
この取り組みは病院と保険薬局の間で治療に必要な情報を共有し、患者さんを中心に連携して有効で安全な吸入療法を継続的に行うためのものです。
吸入指導依頼書には同意書部分もあり、服薬情報等提供料についても同意を得られるようにしています。吸入薬処方時に処方医が吸入指導依頼書を発行し、患者さんが保険薬局に持参します。保険薬局では吸入指導を行い吸入手技評価の欄を記載し、病院へFAX送信してください。返信された吸入指導依頼書はカルテに反映し、処方医が確認できるようになります。

・運用の詳細はこちらをご覧ください

 

院外処方せんのフォーマット変更と検査値表示について

 平成29年4月3日より院外処方せんの右側に患者様の検査値・身体情報を記載すると同時に、厚生労働省で進めている薬剤の一回量併記も開始します。
 保険薬局の薬剤師が患者のために有効に利用できる項目として、薬剤の投与に当たって注意が必要な血液・肝機能・腎機能などの16項目を表示します。腎機能(CCr)により用法・用量が定められている薬剤などは、検査値を表示することでより適正な投与量に改善されるものと思われます。また、検査値の推移をチェックすることで、副作用の早期発見に繋がるものと期待しています。
 検査値表示により、外来患者においても薬学的管理により有用な薬物療法が提供できるものと考えておりますので、ご協力お願いいたします。

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