NST

NST(栄養サポートチーム)について
 当院では、平成17年9月にNSTを設置しました。
 NST(Nutrition Support Team)とは、入院患者さんの栄養管理を個々の症例・病態に応じて適切に実施する栄養サポートを、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師などの多職種が共同して実践するためのチームのことをいいます。

■NST設置理由
  1. ?投薬・手術などの処置のみでなく、患者の社会的背景・全身状態などを全体的に把握し、適切に対処しながらの治療が必要である。
  2. 医師・看護師・薬剤師・栄養士などのチーム医療での対応なしでは、治療効果が半減する。
  3. 『食』は生命維持の根幹を成すものであり、栄養管理の欠落した治療は考えられない。
  4. 適切な栄養管理を行い、これを支援することで免疫能が向上し、治療効果も促進され、ひいては在院日数の短縮に繋がる。
■NSTメンバー構成NST委員名簿(PDF 57KB)
■主な活動内容
1 入院患者の栄養スクリーニングとアセスメント ・ 一般病棟
 全入院患者に週1回「低栄養患者スクリーニング」を実施し、低栄養患者(Alb3.0g/dl以下、またはHb10.0g/dl以下、またはTLC1200ul/以下)を抽出する。

・ ICU
 緊急入院全ての患者

⇒ SGA評価シート記入(病棟リンクナース)
⇒ 記入後に事務スタッフに提出
2 NSTカンファレンス・回診による栄養評価 ⇒ 毎週木曜日16:00〜 客観的栄養評価(ODA)&アセスメント
⇒ NST回診 or NST回診不要(NST介入不要 or 経過観察)の決定
⇒ 回診後、NST介入不要 or 経過観察 or NST介入の決定
⇒ NST回診記録に栄養療法のプランニング等を入力
3 主治医への提言 ⇒ 回診記録をカルテに綴じ、主治医はこれを確認する。
⇒ 主治医からのコンサルテーションがあった場合は24時間以内に介入する。
4 委員会・勉強会・研修会 ⇒ 委員会(毎月第1木曜 勉強会終了後)
⇒ 院内外講師による勉強会・研修会を月1回開催
 (毎月第1木曜 17:30〜)
NSTフローチャートは、こちらをクリックしてご覧ください。(←PDF 13KB)
■各職種の役割分担
職 種 役 割
医 師
  1. NSTチームの統括と方向性を指示
  2. 栄養状態と栄養補給法に関する総合的な決定
  3. 病状の把握・治療方針の決定
  4. 主治医との調整
  5. NSTメンバーの教育と他の医師への啓発
看護師
  1. NST管理を必要とする症例の拾い上げ
  2. 栄養管理に関する主観的な情報の入手と提供
  3. 中心静脈カテーテルや経腸栄養チューブの適切な管理
薬剤師
  1. 投与する栄養・輸液メニューの提案、服薬指導
  2. 薬剤による副作用・合併症の早期発見・予防
  3. 静脈栄養剤及び経腸栄養剤、治療薬剤に関係した情報提供
臨床検査技師
  1. 低栄養患者スクリーニング、検査データの情報管理、検査データの解説
  2. 問題症例の適切な検査(追加すべき検査、検査の必要性)についての助言
管理栄養士
  1. 必要栄養量及び実際の経口・経腸接種栄養量の算定
  2. 病態に応じた経腸栄養剤の組成の検討
  3. 食欲・食思を考慮し、患者に合った栄養補給法の工夫
  4. 栄養関連の情報提供
臨床工学技士
  1. 医療機器(経腸栄養ポンプ、人工呼吸器、生命維持管理装置等)の操作・保守管理を行い、安全性確保と有効性維持に努める。
理学療法士
  1. 適切な運動量の評価と管理
  2. 運動療法計画の立案と実施
  3. 嚥下、呼吸に関する器官の可動域及び筋力評価、摂食嚥下障害の評価、治療の補助
歯科衛生士
  1. 口腔機能向上のため口腔内の状態、口腔粘膜の炎症、舌の状態などを観察し口腔ケアを実施
事務職
  1. データの整理、NST会議の記録等、経済性についての検討
  2. 診療報酬などの情報提供

秋田県NST研究会のページはこちらから。

 

問い合わせ先
事務局医事課 電話 018-823-4171
FAX 018-866-7026

 

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