当院は、がん診療連携拠点病院に準じる診療機能および責務を有する「秋田県がん診療連携推進病院」に指定されており、住民の方が安心してがん医療を受けられるよう、良質で安全な専門医療の提供に努めております。
当院は、秋田県がん診療連携協議会の会員病院です。
■診療体制 ■セカンドオピニオン ■緩和ケア ■病診連携 ■診療従事者 ■情報提供体制 ■がん登録について New ■5大がんの5年生存率について New ■医療機器 |
■当院の診療機能について | |||||||||||||
当院では、各がん治療において集学的治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療等の組み合わせや、緩和医療を含む複数診療科間における相互診療支援等)及び各学会の診療ガイドラインに準ずる標準的治療ならびに応用治療を行っています。 また、クリティカルパス(検査、治療などを含めた詳細な診療計画表)の整備に取り組んでいます。 |
|||||||||||||
■セカンドオピニオンについて | |||||||||||||
セカンドオピニオン(診断や治療方法について、主治医以外の第3者の医師が提示する医療上の意見)を提示する機能を持っています。 | |||||||||||||
→ 「セカンドオピニオン外来」のご案内 | |||||||||||||
■緩和ケアについて | |||||||||||||
緩和ケアチーム(医師、看護師、医療心理に携わる者等を含めたチーム)による緩和医療の提供体制を整えています。また、退院後も必要に応じて緩和医療の提供を受けることができる体制を整えています。 | |||||||||||||
|
|||||||||||||
→「緩和ケアチーム」の紹介 | |||||||||||||
■病診連携について | |||||||||||||
地域の医療機関からの紹介患者の受け入れ、および患者の状態に適した地域の医療機関への逆紹介を行っています。 また、院内外の医師が相互に症例相談・診断依頼等(病理診断、画像診断、抗がん剤や手術適応等に関する相談を含む)を行う連携体制の整備に取り組んでいます。 |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
→「地域医療連携室」のご案内 |
■専門的ながん治療に携わる医師の配置について | |
・抗がん剤治療等に関する専門的知識を有する常勤外科医 2名。(日本がん治療認定医機構がん治療認定医2名、同暫定教育医1名、日本臨床腫瘍学会暫定指導医1名) ・抗がん剤治療等に関する専門的知識を有する常勤産婦人科医 1名。(日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医・暫定教育医) ・「日本病理学会専門医」「日本臨床細胞学会指導医」の資格を有する常勤病理医 1名。 ・「日本医学放射線学会専門医」の資格を有する常勤放射線科医 2名。 |
|
各診療療科の医師および主な取得資格等について紹介しています。 →「ドクターの紹介」 |
|
|
|
がん薬物療法に精通した薬剤師が3名、がん化学療法看護等がんの専門看護に精通した看護師が4名勤務しています。 |
■情報提供体制について | ||
資格を有する専任の職員が「地域医療連携室」において院内外からの相談に応じる体制を整えています。 | ||
|
||
「地域医療連携室」のご案内 | ||
がん登録とは当院でがんと診断、または他院からがんの治療について紹介・依頼をされ、当院で治療を受けられた患者さんを対象に厚生労働省が定める様式に基づき、腫瘍情報(がんの診断・治療・予後)を登録・収集する仕組みのことをいいます。 登録対象となるのは原発性のがんで、上皮内癌を含む全悪性新生物、良性・性状不詳の脊髄・中枢神経系に発生した腫瘍、消化管間質腫瘍、卵巣の境界悪性腫瘍などです。転移性腫瘍は含まれません。
|
■がん登録の種類 |
当院のがん登録室では「全国がん登録(2015年診断症例までは地域がん登録)」・「院内がん登録」を行っております。なお、「臓器別がん登録」については各診療科で行っております。 ○全国がん登録 「がん登録等の推進に係る法律」に基づき、国が国内におけるがん患者の診療状況・転帰等に関する情報をデータベースに記録し保存する仕組みです。法制化に伴い全ての病院と一部の診療所は各都道府県へデータ提出をすることとなり、2016年診断症例から施行されています。当院も全国がん登録の届出を行っております。 |
○地域がん登録:~2015年診断症例まで。(以降は全国がん登録へ移行) 「健康増進法」に基づき自治体(多くは県)で実施され、地域におけるがん患者の実態を把握し、地域に適したがん対策の策定、がん検診の実施などに役立てることを目的としています。 |
○院内がん登録 「院内がん登録の実施に係る方針」に基づき、各病院におけるがん患者の状況を的確に把握するため、それぞれの病院において、がん診療・転帰等に関する詳細な情報を記録し保存することを目的としています。当院は秋田県知事が指定した「がん診療連携推進病院」であり、秋田県の推薦病院として国立がん研究センターに2011年診断症例からデータ提出を行っております。 |
○臓器別がん登録 学会や研究会が中心となり、所属する医師のいる医療施設からデータを集約することにより全国規模の登録を実施し、詳細な臨床情報と詳細な治療法ごとの生存率の測定が可能となります。 |
■がん登録の実務について |
当院のがん登録の実務は国立がん研究センターが示す、がん登録実務に係るマニュアルに沿って研修を継続的に受講している実務者が、全ての登録を行っております。 |
■個人情報保護・院内がん登録予後調査について |
当院では患者さんの個人情報の取扱いについて「秋田市個人情報保護条例」をはじめとする関連法規に従い、万全の体制で取り組んでおります。 院内がん登録予後調査は、患者さんの受診情報を基本としておりますが、それだけではわからない場合、国立がん研究センターもしくはこれに準ずる機関へ予後調査を依頼する場合があります。国立がん研究センターは当院の依頼により市区町村に住民票照会等を行います。その際に患者さん情報を提供させていただく必要がありますが、情報提供にご同意いただけない場合は「市立秋田総合病院 がん登録室・診療情報室 電話018-823-4171(内線4103)」にお申し出ください。お申し出のない場合は、ご同意いただけたものとして取扱いをさせていただきますので、ご理解くださいますようお願いいたします。 |
■当院の医療機器について | |
当院の主な医療機器についてご紹介しています。 |
|
|
|||
|
128列マルチスライスCT装置 |
|
|||
|