炎症性腸疾患・IBD 外来

当院では、炎症性腸疾患・IBD 外来を開設しました。

予約方法

対象 炎症性腸疾患(IBD) 患者
診察日 【予約制】月・金曜日 午後2時〜午後4時 (祝日や年末年始を除く)
担当医師 千葉満郎
予約方法 紹介状のある方:紹介医療機関より地域医療連携室を通して予約してください。
紹介状のない方:電話予約センターで予約してください。
問い合わせ 地域医療連携室:018-883-4406

1)患者さんへ

IBD とは?

炎症性腸疾患は英語で inflammatory bowel disease です。広義には腸の炎症による病気を含みますが、狭義には潰瘍性大腸炎とクローン病の2つの病気をさしています。IBD は英語 inflammatory bowel disease の頭文字をとったものです。

IBD 外来とは?

潰瘍性大腸炎とクローン病の患者さんを診察します。

なぜ専門外来でしょうか?

潰瘍性大腸炎もクローン病も、一度診断されると、慢性の病気ですので、またなおるということはありませんので 生涯にわたって病気を背負うことになります。その過程で潰瘍性大腸炎では2〜3割の方に、クローン病では7〜8割の方に手術(腸切除)が必要になります。
症状・病態は多岐にわたり、それぞれに適切な治療・助言が必要です。それは炎症性腸疾患の診療に深く携わった専門医によって可能です。

IBD 外来の受診は?

上記の表をご参照ください。教育入院(下記参照)ご希望の場合も同じです。
本院における IBD 診療の特徴 担当医師より
炎症性腸疾患の原因は不明とされていますが、私どもは豊かになっての食生活の変化が炎症性腸疾患の要因であると考え、炎症性腸疾患は生活習慣病であると考えています。その対策としてセミベジェタリアン食を考えました。この概念に基づいての治療成績は、これまでの国内外の治療成績よりはるかに優っています。食生活の改善には、まずその体験が必要です。そのために炎症性腸疾患と診断された方には、症状が軽微であっても機会をとらえての2週間ほどの教育入院を薦めています。
この新しい概念「炎症性腸疾患は食生活にともなう生活習慣病」の普及がないと、炎症性腸疾患は今後も世界規模で増加し、患者さんは再燃を繰り返すでしょう。この概念の国内外への普及に努めています。
詳細は下記資料をご参照ください(資料希望者は希望資料番号を添えて地域医療連携室へご連絡ください。)
  1. クローン病の寛解維持にsemi-vegetarian dietが有効。IBDは食事を主とした生活習慣病。Medical Tribune 2010(9月9日)page45
  2. 千葉満郎。クローン病へのSemi-vegetarian dietの有効性。消化と吸収 2010;33:336-345
  3. Chiba M et al. Lifestyle-related disease in Crohn's disease: relapse prevention by a semi-vegetarian diet. World J Gastroenterol 2010;16:2484-2495
  4. Chiba M et al. Missing environmental factor in inflammatory bowel disease: Diet-associated gut microflora. Inflamm Bowel Dis 2011;17:E82-83

2)IBD患者さんを担当されている先生へ

上記「本院における IBD 診療の特徴 担当医師より」の方針で IBD 診療にあたっております。Semi-vegetarian diet の食事体験と食事指導を目的とした短期間(2週間ほど)の教育入院を患者さんと日程を相談しながら実施しています。
通常のご紹介とともに教育入院をご利用ください。

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